何らかの原因により視機能に障がいがあることにより、全く見えない場合と見えづらい場合とがあります。見えづらい場合の中には
・細部がよくわからない ・光がまぶしい・暗いところで見えにくい
・見える範囲が狭い、特定の色がわかりにくいなどの症状があります。
・細部がよくわからない ・光がまぶしい・暗いところで見えにくい
・見える範囲が狭い、特定の色がわかりにくいなどの症状があります。
- 一人で移動することが困難です。慣れていない場所では、一人で移動することが困難です。
- 耳からの情報をたよりにしています。目から情報を得にくいため、音声や手で触れることなどにより情報を得ています。また、視覚障がいのある方すべてが点字を読めるとは限りません。
- 自分がどこにいるのか、側に誰がいるのか、説明がないとわかりません。
- 人の視線や表情が理解できず、コミュニケーションに苦労します。
- 文字の読み書きが困難です。また、タッチパネル式の機械はうまく操作できません。
- 「見えないからできない」のではなく、「見えなくても教えてもらえばできる」ことが多くあります。
- 自分がどこにいるのか、側に誰がいるのか、説明がないとわかりません。
- 人の視線や表情が理解できず、コミュニケーションに苦労します。
困っていそうなときは、声をかけましょう
白杖使用者を見かけたとき、困っているように見えたら声をかけましょう。視覚障がいのある方は、周りの状況がわからないため、会話が始められないことがあります。
また、知っている相手でも声だけではわからないことがあります。
声をかける時は、自分の名前や「あいサポーターです」など簡単な自己紹介をしましょう。突然体に触れず、前方から声をかけましょう
突然触れられると驚きます。声をかけるときは、できるだけ前方から話しかけましょう。
また、点字や音声による情報をできるだけ増やしましょう。指示語を使わないでください
「こちら、あちら、これ、それ」などの指示語や、「赤い看板」など視覚情報を表す言葉では、「どこ」か「何」か分かりません。
「30センチ右」「時計で3時方向」など具体的に説明しましょう。
場合によっては、手で触れながら説明しましょう。その人の「目」になる気持ちが大切です
まず、どのような手助けが必要か尋ねましょう。
例えば、慣れていない場所では、腕を持ってもらって誘導することができます。誘導するときは、障がいのある方のペースにあわせて歩きましょう。