誰もが様々な障がいの特性、障がいのある方が困っていること、障がいのある方への必要な配慮などを理解して、障がいのある方に対してちょっとした手助けや配慮などを実践することで、障がいのある方が暮らしやすい社会をみなさんと一緒につくっていくことを目的とした運動で、平成21年11月に鳥取県で始まりました。
~まず知ることから始めましょう。それが共に暮らすことへの第一歩になるのです~
障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)が平成28年4月1日に施行されます。
この法律では、国や地方自治体、民間事業者は障がいを理由に差別的な取扱いをしてはいけないこと、そして、障がいのある人たちの社会参加を妨げている様々な障壁を取り除くために必要な配慮(合理的配慮)を提供しなければならないことなどが定められています。
障がいのことを知り、障がいのある方にちょっとした手助けを実践する「あいサポート運動」のような取組が、これからますます大切になっていきます。障害者差別解消法もあいサポート運動も、目指しているのは、ともに障がいの有無に関わらず誰もが暮らしやすい社会の実現。
鳥取県では、あいサポート運動の推進とあわせて、障害者差別解消法の取組を進めていきます。
あいサポート運動の鳥取県サイトhttp://www.pref.tottori.lg.jp/aisupport/
あいサポーターは、多様な障がいの特性、障がいのある方が困っていること、障がいのある方への必要な配慮などを理解して、日常生活において障がいのある方が困っているときなどに、ちょっとした手助けをする意欲がある方であれば誰でもなることができます。あいサポーターになるためには特別な技術の習得は不要です。
「あいサポーター」普及のため、地域や学校、職域などの研修において、出前研修「あいサポーター研修」を行っています。
研修内容(約75分)
あいサポート運動について:「運動の目的や趣旨を説明(15分)」
障がいについて理解しましょう:「DVDの視聴(50分)」
簡単な手話:「日常で使う簡単な手話を学ぶ(10分)」
「あいサポート運動」推進のため、従業員等を対象とした「あいサポーター研修」等に取り組む企業・団体を「あいサポート企業・団体」として認定しています。